診療内容 ~AICS~
日本における、がんによる死亡者数は年々増加傾向にあり、1981年以降死因の第1位となりました。また、2014年には、全死亡者数127万3千人中、がんによる死亡者数は36万8千人となり、死亡者の約1/3ががんにより死亡しています。
出典:平成26年人口動態統計月報年計(概数)の概況(厚生労働省)より
1回5ccの採血で、がんのリスクがわかるAICS検査とは
がんになる前の早い段階からがんのリスク評価ができないものか?そんな切実な要望から生まれたのが、1回5ccの採血でがんのリスクがわかるAICS検査です。
健康な人は血液中のアミノ酸濃度は、一定に保たれるようにコントロールされていますが、がん患者さんでは一定に保たれている血液中のアミノ酸濃度のバランスが変化することが報告されています。
AICSは血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがん患者さんのアミノ酸濃度のバランスの違いを統計的に解析することで、現在のがんのリスクを5ccの採血だけで評価する検査です。
女性の場合、胃がん、肺がん、大腸がん、すい臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんと6種類のがんのリスクについて評価することができます(がんの診断ではありません)。体への負担も小さいので検討してみてはどうでしょうか。